私たちの高校生活はコロナと共にありました。入学式はなく、修学旅行もありませんでした。しかし、先生方や生徒会の皆が尽力してくれたお陰で、そのような環境の中でも最大限に学校生活を楽しむことができました。行事がある度に、日大藤沢の絆はとても強いものだと感じました。受験期は辛い時もありましたが、共に頑張るクラスメイトや支えてくれる先生方の励ましに背中を押され、医師になるという夢の第一歩を踏み出すことができました。

私の世代はコロナウイルスの影響でカナダへの修学旅行に行くことができず、異文化に触れることが難しい状況下でしたが、国内語学研修に参加して英語力が向上し、様々な観点からの視野を広げることができました。この国内語学研修を通して「国際的に活躍できる医療従事者になる」という将来の理想像が明確になりました。また、行事や勉強に最後まで一生懸命に取り組むことができる環境の中で、日大藤沢でかけがえのない思い出がたくさんできました。

日大藤沢では先生方や友人の支えがあり、サッカー部で活動しながら学業に励むことができました。文武両道を目指す中で培った短期集中的に物事を進める力は、社会人になった今でも私の武器となっています。また、日大藤沢の英語教育では単語や文法等の基礎知識と実践力をバランス良く鍛えることができました。その結果、大学で専門性を身に付けた後の就職時には、英語面接を突破してグローバルな仕事に就くことができました。

高校時代は、硬式野球部のマネージャーとして活動していました。自宅と部室とグラウンドの往復しかしていなかった日々。勉強との両立が大変でしたが、良き友人、先生に支えられて乗り越えることができました。高校卒業後は、法政大学に入学し、航空操縦学を学び、パイロットになるための免許取得に励みました。現在は国内線のパイロットとして勤務しています。日大藤沢での生活は、私の人生において大切な財産となっています。