リレーブログ 「高校1年 高大連携教育」
10月24日(土)に高校1年生対象の高大連携教育が行われました。今年度は隣接する生物資源科学部の他に法学部・経済学部・商学部を加え、より充実した高大連携教育を実施することができました。
その中でも、隣接する生物資源科学部の高大連携教育に密着したいと思います!!
今回、生物資源科学部での目的は「理系の全体像についての講義と実験・実習等の体験により、生物資源科学部を実感する。」というものでした。
生徒は9:50分に大学へ集合し、午前中は3つの講義をして頂きました。
1. 10:05~10:30 「農学」「工学」で学ぶこと
2. 10:30~11:00 「医学」「歯学」「薬学」で学ぶこと
3. 11:00~11:30 「理学」で学ぶこと
午前中の講義終了後に各自昼食をとって・・・
4. 12:30~13:00 「理系」に進むための勉強法
その後、13:05~から各学科実験室に分かれて実験・実習体験となりました。
今回は今年度より開講された「くらしの生物学科」の体験・実習に潜入しました!!
実習の内容は・・・「硬い骨の中で活躍する骨細胞の小部屋をのぞいてみよう ~骨の研磨標本の作製と光学顕微鏡による観察~」です。
昨年日藤を卒業し、くらしの生物学科に進学した3名の学生さんもお手伝いに参加していただき、実習がスタート!!
あっ、これはその卒業生がデザインしたくらしの生物学科のロゴマークです。Tシャツもあるんですね。素敵!!
さて、実習に必要な道具は馬の骨片、砥石、水、新聞紙など・・・
卒業生がお手本で見せてくれました。
作業は単純!! 馬の骨片を砥石の上において、水をかけながら削っていく。どんどん薄くして、最終的に新聞紙の文字が透けて見えるようになったら出来上がり。簡単・・・!!
どうかな~??
薄く削れたあとは光学顕微鏡で観察します。
レンズを覗いてみると・・・
こんな風に見えます!!無数にある小さい部屋が「骨小腔(こつしょうくう)」といって、骨細胞が集まる場所なんですって!!みんなもその画像が欲しくて自分のカメラでパシャり。うまく撮れたかな??
最後は代表1名に実習で分かったことを発表してもらい、すべて終了。
とても有意義な時間でした。くらしの生物学科の先生方、そして卒業生の皆さん本当にありがとうございました!!
高大連携教育を通じて、はやく大学生になりたいな~と感じた生徒もたくさんいたのではないでしょうか。自分の将来は自分で決めるもの。こういった経験はきっと自分の道を切り開いてくれるいいキッカケになると思いますし、日藤だからこそできる体験です!!
大学の雰囲気を肌で感じ、将来に向けた大きな一歩が踏み出せたような良い機会となりました。